オーストラリアンシェパードのスキッパー君は、海の中にとても大きなお友達がいる事を理解したようです。そのお友達は、体長15mにもなるザトウクジラだったのです!
ザトウクジラに遭遇した犬
1歳になるオーストラリアンシェパードのスキッパー君はこの日、飼い主さんとホエールウォッチングにやってきました。
スキッパーはそこで初めて、海の中にいるお友達がとても大きい事を知りました。
ボートにやってきたとてもフレンドリーなザトウクジラは、鼻先を海面から出して観光客に人々にご挨拶しています。
それを見つめるスキッパー君は、海の中にとても大きな生き物がいる事を理解しました。
ザトウクジラは呼吸をするたびに大きな吐息を辺りに轟かせますが、スキッパー君は驚いたり、怯えたりする素振りもなく、大きなお友達に興味津々!
「彼はクジラを見つめる事をとても楽しんでいるようでした。彼が吠えたりしなかったのが面白かったです。」
とスキッパーの飼い主であるナンシーさんは語ります。
ザトウクジラが至近距離まで来てくれるのは超レア
実はナンシーさん、カリフォルニア州で「モントレーベイホエールウォッチ」を運営している海洋生物学者でこの船の船長さんなんです。
この日ナンシーさんは、ホエールウォッチングに来たお客さんを乗せて船を操縦していました。
幸運な事にクジラの群れを発見したナンシーさんは、船をニュートラルの状態にしてクジラたちが来るのを待っていました。
するとクジラの群れが船の方にやってきて、ボートを一周したり、息を吐き出したり、ボートをよく見るために頭を水面から垂直に突き出しました。
こんな至近距離でクジラを見たのは、ナンシーさんでも初めてだったといいます。
スキッパーはこの時操縦室にいたのですが、誰かが操縦室から連れ出してくれたためクジラと対面することができたそうです。
スキッパーがワクワクしながらクジラを見つめる姿がとても愛らしい様子はFacebookで共有されています。
動画:Facebook(画像をクリック)
このクジラの群れは、この後通常の群れが滞在する15分~20分よりも長い2時間近くこの辺りに滞在して、スキッパーや人間のお客さんとの交流を楽しみました。
ナンシーさんは、クジラに接近して会えるのはとてもラッキーなことで、今回はとても運がよかったと語っています。