ペットブームの今、犬や猫をお迎えした方も多いのではないでしょうか。ペットショップだけでなく、保護犬や保護猫をお迎えする人も多く、たくさんの命が救われている事でしょう。しかし障害のある犬や猫はその対象になる事は多くはないのも現実です。今回ご紹介するのは、足が麻痺した猫「サリー」さん。彼女は飼い主さんの素晴らしいアイディアで人魚猫として幸せな毎日を過ごしています。
足が麻痺して動けなくなった猫サリー
フワフワな毛並みが美しい三毛猫のサリーは、飼い主であるジャネスさんに救われた猫ちゃんです。ジャネスさんと出会った頃、サリーは銃弾に撃たれ倒れていたそうです。死んでいるのでは・・・と様子を見ていたところ足がピクピクと動いているではありませんか!
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ジャネスさんは急いで病院へ。
そしてサリーは一命を取り留めたのです。
しかし、サリーの首には狩猟用の銃弾が埋め込まれており、獣医は「もう2度とこの子が自力で歩く事はないでしょう」と告げました。
サリーは怪我の後遺症で背中や後ろ足の感覚を失いました。
ある日、ジャネスさんの友人が横たわるサリーを見て「彼女に人魚のコスチュームを着せてみては?」と提案しました。
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実際に着せてみると、まるで人魚猫!
サリーは自力で下半身を動かす事ができないため体が冷えてしまうのですが、人魚猫になる事で下半身の保温にも役立ちます。
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とても可愛らしい人魚猫となったサリーは、ジャネスさんの愛情を受けて毎日幸せで暮らしています。
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ジャネスさんは「1日に何度か膀胱を刺激して排泄をさせてあげなければいけなかったり、自分が行きたい場所へ行けているか確認したりと彼女の健康に責任のある管理をしなければいけないけれども、抱っこをした時に喉を鳴らしてくれたり、前足で走り回ったり、日向ぼっこをしている姿を見ると全てが報われます」と話しています。
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