ペットを飼っている人なら一度は「この子とお話ができれば…」と思った事でしょう。猫が飼い主に伝えたいことが知れれば…そんな願いが叶うかもしれない一品と、それを使いこなす猫ちゃんについてご紹介します。
飼い主に気持ちを伝える猫ビリー
14歳になる猫のビリーさんは「FluentPet」というツールを使って飼い主とお話しするのが得意。どうやってお話しするのか?もちろん人間の言葉が話せるというわけではなく、FluentPetのボタンを使って「ご飯」や「遊びたい」を飼い主に伝えます。
ご飯が欲しいことを伝えるビリーさん。たまたまこのボタンを押したのではなく、どこに何のボタンがあるのかをちゃんと理解しています。
その後退屈になったビリーは飼い主にあそぼうよ!と伝えます。
「遊びたいの?」「何して遊びたいの?」と質問したところ「猫じゃらし!」のボタンで猫じゃらしで遊びたいことを飼い主さんに伝えます。
その後、猫じゃらしでいっぱい遊んでもらったビリー。遊びたかったおもちゃで体を動かして満足そうなビリーさん。ビリーの動画は下記より見る事ができます。
ビリーがすごいのは、体調が悪いことも飼い主に伝えられること。ビリーは先天性による慢性腎臓病を患っており、お腹が痛くなる事がよくあるそうです。
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こちらの動画では「お腹が痛かった」ということを飼い主に伝えています。
こちらの動画では、猫じゃらしがどこかへ行ってしまったようで、飼い主さんが捜索する中「猫じゃらしどこ?」「猫じゃらしで遊びたい!」と騒ぐビリーさんの姿も。
飼い主さんとの掛け合いもなかなか面白いのであわせてご覧ください。
ペットの気持ちがわかるFluentPet
FluentPetは音声を録音して再生できるボタンとボタンを設置するためのタイルがセットになっています。飼い主はこのボタンに教えたい内容の言葉を録音して、音声と内容を教えてあげるだけ。
個体差があるので、どの子でも覚えられるというわけではないようですが、根気良く教えてあげればペットとのコミュニケーションが可能になるかもしれません。
先ほどご紹介したビリーさんが、このFluentPetを使い始めたのは2020年の4月ごろ。今ではすっかり使いこなしていますね。
「ビリーの気持ちが深い意味で理解できているかどうかはわかりませんが、何がしたい、何が欲しいという気持ちはちゃんと飼い主に伝わっているし、ビリーも楽しんでいるよう。」と飼い主さんは述べています。
ビリーは現在64ものボタンを使いこなして飼い主さんとコミュニケーションをとっているそう。全てのボタンの意味と場所を理解しているビリーさんはとっても天才です!
FluentPetはまだ日本では購入できないようですが、海外のAmazonであれば購入する事ができます。
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