モモンガといえば、ふわふわのボディーに大きなお目目。そして木から木へと飛び回る姿が可愛らしい森の妖精。
私はずっと、イメージ的にヨーロッパとかの海外の森に生息しているんだろうな。と思っていたのですが、日本にも日本固有のモモンガがいるらしい。
しかもその姿は半端なく可愛いとのこと。
日本のモモンガが可愛い!
海外掲示板に投稿されたモモンガの写真。
こちらはなんと、「Japanese dwarf flying squirre」日本モモンガという日本固有種のモモンガちゃん!
ふわふわした毛並みに、大きな目。表情豊かな姿がそこにはありました。
これは衝撃的!!
投稿を見た海外に人たちもその可愛らしさに「可愛いは日本の自然のデフォルト!」「日本のアニメキャラの目の大きさはここからきているのか!」と歓喜。
こんなに可愛らしい動物が日本にいた事を知らなかった自分が恥ずかしいと思い、その生態について調査してみました。
出典:https://www.reddit.com/r/aww/comments/p0j2dc/hi_this_is_the_japanese_dwarf_flying_squirrel/
日本モモンガとは?
日本モモンガは日本の青森〜奈良県にかけて生息してるモモンガです。
その中でも生息地によって「ホンシュウモモンガ」「サンインモモンガ」「キュウシュウモモンガ」の三つに分類することもあるそうです。
日本モモンガの体は茶色っぽくてまるでリスみたいです。その中でも生息地によって「ホンシュウモモンガ」「サンインモモンガ」「キュウシュウモモンガ」の三つに分類することもあるそうです。
日本モモンガとは別に北海等に生息する「エゾモモンガ」という種類もいます。体は白くてフワフワしているので、恐らく掲示板に投稿された写真は「エゾモモンガ」でしょう。
「エゾモモンガ」はアイヌ語では「アッカムイ」と呼ばれていて群棲する神様って意味なんだそうです。
日本モモンガは絶滅危惧種
我らが日本モモンガは、森林の減少などから絶滅危惧種に指定されていて、ペットとして飼育することはできません。
日本の青森から本州にかけて生息してはいますが、生息している森は限定的で、住処となる木の穴(樹洞)がある森でないと暮らしていけません。
樹洞はキツツキが穴を開けて作ってくれるか、樹齢の古い木にできる穴なので、人間の手が入っていない古い森である事が必須です。
しかも完全な夜行性なのでまだその生態について詳しくは分かっていないんだそうです。
日本モモンガに会える場所
日本モモンガはペットとして飼育はできませんが、富山県の動物園や、広島市安佐動物公園などの動物園で会う事ができます。そして動物園では生体を増やすために繁殖も進めているところもあるそうです。
エゾモモンガが「アッカムイ」と呼ばれていた頃はきっと沢山いたんでしょうね。
日本固有のモモンガ日本モモンガがこれからの未来少しでも数を増やしてくれるように願ってやみません。