日本は島国なだけあって日本固有の生き物が生息しています。日本でしか生息しない日本固有種や、日本で生息するかわいい動物の亜種たちをご紹介してまいります!
1.モモンガ
日本にもモモンガが生息しています。日本の固有種としては北海道に生息する「エゾモモンガ」と「二ホンモモンガ」がいます。
「二ホンモモンガ」は本州で暮らす「ホンシュウモモンガ」と山陰地方で暮らす「サンインモモンガ」九州地方で暮らす「キュウシュウモモンガ」に分かれているようです。
ちなみにペットショップでたまに見かけるモモンガは「フクロモモンガ」で実はモモンガとついてはいるものの、リス科である日本にいるモモンガとは違う「フクロモモンガ科」の生き物なんです。
2.オコジョ
日本固有種のオコジョは、北海道で暮らす「エゾオコジョ」と本州で暮らす「ホンドオコジョ」に分けられます。夏毛と冬毛で色が違うのがポイントで、冬になると真っ白になります。
ちなみにエゾオコジョの方が体がちょっと大きいみたいです。つぶらな瞳がとってもかわいいです!
3.シマエナガ
かわいいルックスで大人気なシマエナガは、日本では北海道で暮らす「エナガ」という鳥の亜種です。雪の妖精と呼ばれるだけあって、フワフワで真っ白な体につぶらでキラキラなお目目に心を奪われます!
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ちなみにしっぽが極端に長いところから柄の長い柄杓に例えて「柄長」と漢字で書くようです。
エナガは日本だけでなく世界中のいろんな所でも生息していて、いろんな亜種がいます。
日本で生息するエナガは「シマエナガ」の外にも四国および九州地方に生息する「キュウシュウエナガ」や対馬などに生息する「チョウセンエナガ」などがいるんですよ。
4.エゾナキウサギ
エゾナキウサギは北海道に生息する小さなウサギです。ウサギだけど短い耳がモルモットのようでとってもかわいいです!
もともとはシベリア大陸で暮らしていた「キタナキウサギ」というウサギだったのですが、氷河時代に大陸を渡って日本の北海道で生息するようになり「エゾナキウサギ」になりました。
5.イリオモテヤマネコ
イリオモテヤマネコは、八重山列島の西表島だけで暮らす日本固有種のヤマネコです。イリオモテヤマネコは個体数の減少から絶滅危惧種であり、日本の天然記念物に指定されています。
イリオモテヤマネコは、ヒョウ柄が美しいベンガルヤマネコの仲間で、耳の先端がちょっと丸くなってるのチャームポイント。
さらに発見される前から地元の人は存在を知っていて「メーピスカリャー」などと呼んでいたそうです。呼び方もかわいいですね!
6.エゾリス
エゾリスは北海道に生息するモフモフなリスです。ヨーロッパやロシアなどに生息するキタリスの亜種でエゾリスは北海道にのみ生息しています。
出典:ふわっと癒され北のリス エゾリーナ
茶色いボディーに白いエプロンをしているような柄がとってもかわいいですね!
ちなみにアルビノの真っ白なエゾリスもたまに発見されるらしいですよ!白い子も雪の精霊っぽくてとってもかわいいです!
7.テン
テンは犬ぐらいの大きさをしているイタチの仲間の生き物。モフモフの体につぶらな瞳がとってもかわいい生き物です。
出典:wikipedia
「エゾクロテン」は北海道にのみに生息していて、本州や九州地方に生息するのは「ホンドテン」といいます。
出典:sony.jp
ホンドテンは北の方に住んでいる個体は黄色い毛をしていて、南の方に住んでいるホンドテンは褐色かかった色をしています。
出典:city.sendai.jp,fukuokazoo
エゾクロテンはホンドテンよりも毛の色が淡いのが特徴ですね!
8.キタイイズナ/二ホンイイズナ
ヨーロッパやアメリカなどで生息しているイイズナは、イタチのような見た目でオコジョにそっくりなのですが、オコジョよりも体が小さくて尻尾も短いのが大きな違いだそうです。
体が小さいので世界最小の肉食獣とも言われています。
横から見るとキタイイズナ。
上から見ると、もっちもち。
高画質版(https://t.co/CLKX11ZmGv)#おびひろ動物園 #キタイイズナ#obihirozoo #Leastweasel pic.twitter.com/dit3IxPimy— 新アカウントへ引越し中@おびひろ動物園 (@obihirozoo) August 9, 2020
「イイズナ」の亜種である「キタイイズナ」は北海道で、「二ホンイイズナ」は青森や秋田に生息しています。
出典:afpbb.com
夏毛は茶色で冬毛は白になるそうです。