猫が尻尾で顔を触るわけ
好きだよー
猫が尻尾で顔を撫でるようにしてくる時は、あなたのことが好きだよ！という気持ちを表しています。猫が尻尾をピンと立てている時は好意の表しで猫なりに愛情を表しています。
また猫がお尻を見せてくるのは信頼の証。「一緒にいると安心するよ」という気持ちを飼い主に表しているのかもしれません。
ご挨拶
猫同士のご挨拶はしっぽをピンと立てて、友達の猫の顔の前にお尻を向けます。これと同じことを猫は飼い主に行っているのです。また自分の匂いをアピールして今日はこんな事があったんだよと伝えているのかもしれません。
かまってほしい
もし飼い主が何かに没頭している時に猫がやってきて、飼い主をしっぽで触ってきたり、しっぽで顔を叩いてくる時は「遊んであげるから構ってよ～」とアピールしているのかも。
例えば、パソコンに没頭していると、猫がパソコンのモニターやキーボードの上に飛び乗ってきて、お尻を向けてしっぽでバシバシ殴ってくるなんて事ありませんか？そんな時は優しくナデナデしてあげましょう。
飼い主をあやしてる
飼い主が寝ている時、猫が尻尾で顔を撫でるように触ってくる事があります。これは母猫が子猫をあやす時によく行う行動です。
寝っ転がって退屈そうにしている飼い主に「これで気を紛らわせなさい」としっぽで遊ばせてあげているのです。
猫が背後を見せるのは信頼の証
猫が尻尾で顔を触ってくる時は、お尻を飼い主に向けて尻尾を立てている事が多いですね。猫は様々な方法でコミュニケーションをとるものです。
その中で猫がお尻を見せるのは信頼している相手に行うと言われています。猫の尻尾の付け根やお尻の周りには匂いを出す線がありその部分の匂いでコミュニケーションを図っています。
ある実験では、猫が尻尾を立てている時と尻尾を地面と水平にしている時の匂いを、それぞれ違う段ボールの切れ端につけ、猫に嗅がせるという実験が行われました。
その結果、尻尾を立てている時の匂いを嗅いだ猫は、しばらくの間その段ボールの匂いを嗅ぎ続けましたが、水平にしていた時の段ボールを猫に嗅がせると、すぐに何処かへ行ってしまったそうです。
この事から猫が尻尾をピンと立てている時はポジティブな気持ちである事がわかります。
猫は尻尾でも気持ちを表してる
猫は人間と違っておしゃべりではありません。でもいろんな方法で気持ちを表してくれます。猫に尻尾で顔を触られるのはネガティブな意味ではないので嬉しいサインでもあります。
振り幅が大きいと痛いと感じることもありますが、猫からの愛情表現だと思ってありがたく受け入れましょう。
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