ハロウィンは先祖の霊をお迎えしながら悪霊を追い払うお祭りとされています。ちょっと不気味な季節ですが1匹のフクロウがちょっとした話題に。そのフクロウはまるで空を飛ぶ魔女のように、アニマルステッキを持って飛び回っていました。
あれは何だ？魔女だ！いやフクロウだ！
アメリアイリノイ州にで暮らすエリック・リンドさんはある日空を横切るを見ました。果たしてあれは？
よく見ると、空を飛んでいるのはこの地域で見られるミミズク。彼はなんと子供のおもちゃである棒馬を盗んできたところだったようです。
まるでほうきを使って空を飛ぶ魔女のようです。
「お子さんが棒馬をなくしたなら、あなたはフクロウと話さなければならないでしょう!!」とFacebookに投稿されたこの内容はハロウィンの時期と重なったのでとても話題になりました。
まるでハリーポッターのワンシーンのようでちょっと不気味ですね。
このフクロウは半年ほど前から近所で暮らしていたミミズク一家の一員で、この子はその中にいる若いミミズクだとエリックさんは語っています。
棒馬にこのミミズクが絡まってしまったのではないか?と心配する声もありましたがエリックさんは、「このフクロウが棒馬を持ち替えているところも見たのでその心配はないと思うんだけど、彼が傷ついているのであれば適切な当局に連絡します」と語っています。
このミミズクは、この棒馬がちょうどいい獲物のサイズに見えたのでしょう。
棒の先端についているフワフワの馬のぬいぐるみがウサギのように見えたのでしょうね。
このフクロウはハロウィンを迎える季節に粋なことをしてくれました！まさに「グリフィンドールに10点！」
ほうきと魔女の関係
どうして魔女がほうきを使って空を飛ぶと私たちは想像するのでしょうか？
これには様々な説があるのですが、薬草を調合して薬を作っていた人たちを当時の人たちは、魔法を使っていると思い込み、人々に厄災をもたらす魔女として処罰の対象にしていました。
その女性たちは、薬草の管理のため部屋を清潔にしていたそうです。その時使っていたのが「ほうき」です。そう、これが魔女とほうきの関係の始まりです。
また別の説では、元々魔女が空を飛ぶアイテムは、ほうきではなくただの「棒」だったのですが、それをカモフラージュするため、ほうきにしたとも言われています。
それ以外にも薬草を調合する女性たちは当時、薬草によって引き起こされる様々な体の不調があったとされています。その症状を緩和させるために軟膏を塗ったほうきの柄にまたがり治療していた事から「魔女はほうきにまたがる」というイメージがあったようですよ。
