【世界最小の馬】ギネス記録更新か?シェトランドポニーのPumuckel君が想像以上に小さい

どうぶつ

世界最小の馬と知られる「ファラベラ」よりも小さいポニーが存在ます。
現在ギネスに登録されている世界最小の馬は体高56.7cmのミニチュア・アパルーサという品種の馬で名前は「ボンベル君」です。しかし!そんな彼の記録を塗り替えるかもしれない、新たな小さき馬「Pumuckel(プムックル)」君が現れました。年齢の関係でまだギネスには登録されていませんが、来年にも登録されるのではないかと言われています。

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世界最小の馬を目指すPumuckel(プムックル)

世界最小の馬の品種としてギネスに登録されているのは、ファラベラという種類の馬で、体高の平均は約70~80㎝です。しかしそれよりも小さな馬がドイツで暮らしていました。

ドイツで農場を営むキャロラ・ワイデマンさんの愛馬「Pumuckel(プムックル)」君は現在3歳になるシェトランドポニーという品種の馬です。
彼は現在、体高(地面から肩までの高さ)が20in(約50cm)と、とても小さい馬さん。
世界最小の馬プムックル

現在のギネス保持馬

現在世界で一番小さい馬としてギネスに登録されているのは、ポーランドに住むミニチュア・アパルーサの「ボンベル君」です。

ギネス記録を保持している世界最小の馬ボンベル
Shortest Horse in the world! | Bombel – Guinness WorldRecords (YouTube)

彼は体高22.36in (56.7cm)という記録を保持しています。

ギネス登録は来年リベンジ

プムックル君の体高は現在20in(約50cm)で、ギネス保持馬のボンベル君よりも約6cm小さい事になります。

キャロラさんはプムックル君をギネスに登録しようとしましたが、4歳以上の記録でなければギネスには登録できないため、2022年での登録は先送りとなりました。
来年プムックル君は4歳になるので、それまでに体高が6cm以上大きくならなければギネス記録を更新する事ができます。

世界最小の馬プムックルと普通の馬

飼い主のキャロラさんは「私は少し待たなければなりません。ここにいるこの小さな最愛の馬の背が伸びない事を願っています。」と語っています。

助手席に乗り込む世界最小の馬プムックル
普段は幼稚園児や高齢者の家を訪ねるセラピーアニマルとして、小さな馬車をけん引するグループで活躍中です。
ほかの馬と違うところは、車の助手席に乗ることだそうです。(笑)
世界最小の馬プムックルをなでる少年

体の小さなプムックル君は街の人気者で、お散歩中の愛らしい姿を写真に収めようとスマホを片手になでなでする人が続出なんです。

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世界最小の馬は小人症?

現在ギネス記録を保持しているミニチュア・アパルーサのボンベル君は小人症のため体が小さいとされています。
しかしプムックル君が小人症であるのかについては判明していません。

プムックル君は「異常に短い足」や「突き出た目」など、小人症の特徴をいくつか持っているのですが、「変形した膝」や「脊椎の湾曲」など、他の特徴がみられません。

プムックル君の両親の情報が分かればいいのですが、残念ながら両親や血統に関する情報がないため、遺伝子検査が実施されない限り謎のままになるでしょう。

そもそもポニーなどの小さい馬は、炭鉱など狭い場所で荷物を運ぶために品種改良された動物です。これらの小型の馬は小人症のせいで体が小さいという訳ではありません。
しかし、小型の馬を繁殖させることの副作用として、子孫に小人症が生じることがあるそうです。

参考:20-inch pony left long-faced, must wait to be crowned world’s smallest horse (livescience)
Pony “Pumuckel” ist nur 50 cm groß | Kamera Zwei (YouTube)

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