マメハチドリという鳥は、キューバなどに生息するハチドリ。名前に「マメ」がついているだけあって、その体は想像以上に小さく「世界で一番小さな鳥」と言われています。そんなマメハチドリさんは、全てがイッツアスモールワールド。お母さんマメハチドリが産んだ卵は、見た人が幸せになれそうなぐらい小さく可愛らしいのです。
オモチャじゃないよ?世界一小さい鳥の卵が想像以上に小さい!
マメハチドリ(Bee hummingbird)の卵はとても小さく、コーヒー豆ぐらいの大きさしかありません。コーヒー豆って1センチあるかないかぐらいの大きさなので、だいぶ小さい!
25セントのコインよりも小さい!(遠近法みたいに見えますが、真横においてます。)
こちらは真横にコインを置いた様子。人間の手と比べると小ささがわかります!ふわふわの中にある小さな卵がおもちゃみたい!
こちらは鍵と比較。一般的な鍵は大体6〜7センチぐらい。巣もかわいい!
こちらは、エピオルニスという恐竜の卵とダチョウの卵そして、マメハチドリの卵を比較した画像。もちろん手に持ってるのがマメハチドリの卵です。潰してしまいそうで不安になるレベルです。
マメハチドリの赤ちゃんも小さい!
卵がコーヒー豆ぐらいなので、その中に入っているヒナもとても小さいのです!マメハチドリの巣は蜘蛛の巣やコケ、木の皮などで作られているので、ふわふわしています。
手のひらに乗せるとこんな感じ。
マメハチドリのひなは羽化してから18日で巣立ちをします。巣立ちをする最後の4〜5日前から飛行訓練をして大人になるそうです。
マメハチドリは成長しても小さい
大人になったマメハチドリは成長しても6センチぐらいのとても小さい鳥。
体の小さな生き物は、体温がすぐに冷えてしまうので代謝を上げるため、多くの餌が必要になります。マメハチドリは主に花の蜜や昆虫を餌としていて、1 日で体重の半分を餌として消費します。
どうしてこんなに小さくなったのか、明確には分かってはいませんが、他のハチドリとの生存競争に負けないよう、誰も入れないぐらい小さな花の中に入れるように進化したのではないかと言われています。
一般的な考えだと、大きくなった方が強そうなので生き残れそうですが、逆に小さくなって生存競争を勝ち抜いたマメハチドリは、世界で一番小さな鳥として愛されています。