現在、犬の種類は約800種類ほどいるらしいのですが、その中でちょっと珍しい犬種「プーミー」をご存じでしょうか。「プーミー」は、プードルのような見た目で、ピンと立ったウサギのような耳がチャーミングなワンちゃんなんです。
プーミーはハンガリーで自然に生まれた犬種
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「プーミー」はハンガリー原産の犬種で、プーリーや、ジャーマンスピッツ、ブリアードなど様々な犬種と掛け合わさって自然発生した犬種。
17世紀ごろからその名前は知られていて、牧羊犬として昔から人間と一緒に働いた賢いワンちゃんです。
昔からいた犬種ですが、犬種として正式に登録されたのは1935年と、ごく最近なんだとか。
現在でもハンガリーでは、牧羊犬のほか、探知犬や捜索救助犬としても活躍しています。
プーミーという可愛い名前の由来は、ポメラニアン・スピッツの略称である「ポンメルン」やドイツ語の「pummel」(「子犬」)来ているのだそう。
プーミーはクルクルヘアとうさ耳がかわいい!
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「プーミー」はグレー、白、フォーンなど、さまざまな色合いがあります。最も一般的なグレーは生まれた時は黒い体をしていますが、成長と共にグレーに変色していきます。
プードルのようなクルクルとした巻き毛をしていて、プードル同様に抜け毛が少ないのだそう。
プーミーはチャーミングで賢い中型犬
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プーミーはオスで体長41~47cmぐらい・体重は10~15kgになる、中型犬の犬種です。吠え癖がある子が多いらしいのですが、牧畜犬の知性とテリアの警戒心両方を持ち合わせているので、しつけもしやすいのだそう。
子供と遊ぶのが好きで、陽気な性格をしているので、ハンガリーでは「道化師」とも呼ばれているそうですよ。