猫が母親だと思っている人に対してどんな行動をとるのでしょうか?猫は一緒に暮らす飼い主や家族の事を仲間だと認識していますが、特に母親だと思っている人に対してする仕草をまとめてみました。
母親だと思っている人に猫がする行動
自然界で育った猫は独り立ちしますが、飼い猫の場合はずっと子猫気分。飼い主の事を母親だと思ってふるまう猫がほとんどですが、家族が多いお家では誰のことを母親だと認識するのでしょう?今回は猫が母親だと思っている人にだけする行動についてご紹介していきます。
1.名前を呼ぶと走って来る
自然界で子猫は、母猫に呼ばれたら必ず近くに行くように行動します。しかし飼い猫の場合、母親は飼い主。猫が母親だと思っている人に呼ばれたら、必ずどこかから出てきてあなたの近くに寄ってくるはずです。
2.鳴いて飼い主を探す
子猫は母猫に呼ばれることもありますが、逆に母猫のことを鳴いて呼ぶこともあります。猫が「ニャー」と鳴きながらあなたのことを探していた事があるのであれば、それは母親だと思っている証拠です。
3.飼い主の体をふみふみする
子猫は母猫からミルクをもらう時、母猫のおっぱいをフミフミします。飼い猫の場合、母親だと思っている人の体でフミフミをすることがあります。猫にフミフミされるとちょっと痛いですが、甘えられているんだ! と思えば嬉しくなっちゃいますよね。
4.サイレントにゃーをする
猫は大好きな人だけに声を出さずにニャーと鳴く「サイレントニャー」をします。これは母猫にだけ聞こえる高周波の音。人間である飼い主にはその音は聞こえませんが、これは猫からの「大好き」「甘えさせて」のサイン。優しく撫でるなどスキンシップをしてサイレントニャーのお返しをしてあげましょう。
5.しっぽを立ててスリスリする
子猫は母猫に近づく時、必ずしっぽを立てて近寄ります。猫がしっぽを立ててあなたのところに近寄ってきたら母親だと思っている人や、仲良しの人だと思っている証拠です。
6.頭突きをしてくる
猫は、お母さんだと思っている人や大好きな人に対して額をぶつけて頭突きをしてきます。これは仲のいい猫同士や、母猫に対してする行動。愛猫によく頭突きされるのは、あなたのことをお母さんだと思っているのかも。
7.立てたしっぽをプルプル震わす
猫は、母親だと思っている人に対してしっぽを立てて、プルプルっと震わせます。これは母猫に対して子猫が「おしっこがしたい」時や、マーキングをする時にする行動。大好きな人に対して自分の匂いをつけて、大好きをアピールしているのかも。
8.飼い主の顔の近くで寝る
猫は飼い主と一緒に寝るのが大好き。特に母親だと思っている人と一緒に寝るときは、顔の近くで寝ます。顔の近くで眠ることで、何かあっても守ってくれると信頼しきっている証拠なんです。
9.飼い主の行く場所についてくる
猫は母親だと思っている人の行く先々についてまわり、いつでも一緒にいようとします。時にはトイレの中にまでついてくることも! 子猫は母猫に依存しなければ生きてはいけないので、母親だと思っている飼い主無しでは生きられないと思っているのかも。
猫はお母さんが大好き!
子猫は母猫なしでは生きていけません。野良猫の場合は自立して、次第に母猫にしていた仕草をしなくなりますが、飼い猫の場合は飼い主さんがお母さん。大人の猫になっても飼い主の事を母親だと思っているので「甘えたい」のサインを仕草でしてくれます。
愛猫が甘えてきたら、スキンシップでお返しをして絆を強めていきましょう。