猫カフェの猫がそっけない４つの理由！楽しむための秘訣とは？

猫カフェの猫がそっけない理由

知らない人…関わらない様にしよう。

猫は基本的に単独で行動する生き物なので、自分の縄張りに知らない人や動物が来るのを嫌がります。猫を飼っているお家にお邪魔すると、そのお家の猫がベッドの下に隠れて出てこなくなる。なんて話はよく聞きますよね。

猫カフェの猫からすれば、自分たちのテリトリーに入ってくるお客さんは自分の知っている人ではないので、あまり関わりたいと思っていない、または関わるメリットがないと感じているのかも。

オヤツ持ってる人間のところに行けばいいにゃ。

猫が飼い主に懐くのは、愛情をくれるからなのももちろんですが、ご飯やオヤツをくれるから！

猫カフェの猫達は基本的にご飯はスタッフの給仕担当さんから貰うので、スタッフさん＝ご飯をくれる人の紐付けができているのですが、オヤツをくれるお客さんはいつも違う人。

しかも、お客さんみんながくれるわけではないし、オヤツを持っているお客さんを探せば美味しいオヤツにありつけるわけですから、自らが進んでお客さんの元に行く必要がない。と猫達は考えているのでしょう。

寝るのが猫の仕事だにゃ。

猫カフェを楽しめなかった人の意見で多いのが、みんな寝ているから一緒に遊べないという意見。確かに猫とおもちゃで遊んだりと楽しみたいお客さんからすれば、寝てる猫だらけだと楽しめないのも納得です。

しかし猫は一日のほとんどを寝て過ごします。これは猫カフェの猫だからではなく、飼い猫でも一緒ですね！

うちら、大人だから動きたくないにゃ。

遊び盛りの子猫の場合は好奇心旺盛なので、おもちゃで遊んだり、追いかけっこをしたり、イタズラしたりと元気いっぱい。しかし猫カフェで暮らしている猫ちゃん達はみんな大人の猫さん。大人の猫はなるべく体力が消耗しない様に過ごすので、お客さんはそっけないと感じてしまうのかもしれません。

猫カフェの猫はそっけないから、猫カフェを楽しめないなんて、もったいない！猫カフェを楽しむためには、最初から猫と戯れようと思わず、猫のいる空間を楽しもうと思うようにすると、楽しめるはず。

静かにあまり動かないようにして、猫同士が遊んでいる様子や眠っている様子を眺めてみましょう。そしてオヤツの購入も忘れずに。

気長に待っていれば寄ってきてくれる猫ちゃんがいるかもしれません。そんな猫ちゃんがいたら是非オヤツを片手に猫式の挨拶を試してみてください。

猫ちゃんと遊んだり、ナデナデしたりしてみたいのであれば、純血の猫だけがいる猫カフェだけではなく、保護猫カフェにぜひ足を運んでみてください。保護猫カフェにいる猫達は過酷な状況から人間に助けてもらった経験のある猫ちゃん達も多く、人間が好きという猫ちゃんも多いんです。

雑種の猫ちゃんはあまり懐かないのでは？と思うのですが、保護猫カフェにはやんちゃ盛りな子猫が在籍している事が多いので、猫じゃらしやオヤツを持ってるだけでテンションマックス。「一緒に遊んで！」「オヤツちょうだい！」とやりたい放題な猫ちゃんと楽しい時間を過ごせます。

保護猫カフェにいる猫たちは、純血の猫カフェにいる猫ちゃんたちよりも人懐っこい確率が高いです。入店するや否やスリスリしてくる子までいる事も！

顎の下を触らせてくれて、ゴロゴロ…とリラックスしてくれる事も体験できます。

保護猫カフェであれば、気に入った猫がいたら、その子を家族にお迎えする事もできます。カフェで遊びながらじぶんとの相性も確かめられるし、スタッフさんにどんな性格の猫なのか、買うとすればどんなことに注意すればいいのかなども相談する事も可能。

猫カフェに遊びに行く時は、猫と遊ぶ気満々なので、実際に入店してみるとみんな寝ていたり、避けられたりして悲しい思いをしてしまう事もありますよね。

猫と遊びたいからと言って、無理やり撫でる、追いかける、抱っこするなど猫迷惑な行動はNG。ますます嫌われて猫がさらに近寄ってきてくれません。

ゆったり過ごす猫を眺めるのを楽しむぐらいの気持ちで楽しむことをお勧めします。そして、元気な猫ちゃんと戯れたい時はぜひ保護猫カフェに行く事をお勧めします。

また、気が合う猫ちゃんがいれば家族としてお迎えする事もできますし、家族としてお迎えできなくても、保護猫カフェの入店料は猫を保護するための資金にもなるので、恵まれない猫達を遠くから援助することもできます。まさにいい事づくしですね。