野良猫はグループを作って集団で生活をしていることがよくあります。このグループのことを日本では「猫の群れ」とか「猫の集団」などで呼ぶことがありますが、この「猫の群れ」には正式名称があって「クラウダー」と言うそうです。
猫の群れは「クラウダー」
猫が2匹の場合は猫のペアですが、猫が3匹以上で共同生活をしているときは「クラウダー (clowder)」と呼ばれます。
クラウダーなのか不確かな場合は「グラーイング(glaring)」と呼びます。
また、子猫の集団のことは「キンドル(kindle)」と呼ぶそうです。
Crowdは”群れ“という意味があるので、「クラウダー (clowder)」になります。
日本語読みすると「clowder」はなんとなく「cloud」を連想するので、雲のようにフワフワした猫ちゃんたちがいっぱいいる様子を連想しますよね。
他にもあるぞ!知らなかった猫の呼び方
去勢されたオス猫のことを「ギブ(gib)」と呼び、去勢されていない猫のことは「トム(tom)」というそうです。
また、メス猫のことは「モリー(molly)」と呼ぶそうですよ。
英語で「甘やかす」を意味する「mollycoddling(モリーコドリング)」はメスの猫(molly)からきているのかもしれません。
まだまだあるぞ!動物の集団の呼び方
ペンギンの群れ
ペンギンの集団のことは「コロニー(colony)」と呼びます。ペンギンは基本的に群れで行動していて、2キロの範囲でで50万羽ぐらい集まるそうですよ!
アヒル/カモの群れ
アヒルの群れは「パドリング(Paddling)」と呼びます。水掻きで泳ぐ姿にピッタリな呼び方ですね。
ライオンの群れ
ライオンの群れは「プライド(pride)」と呼びます。映画ライオンキングなどでもプライドと呼ばれていたので知ってる人は多いのではないでしょうか?
カラスの群れ
そもそもカラスの呼び方には2種類あり、市街にいるカラスのことは「crow」と呼びます。森など自然界で生きる大きなカラスは「raven」と言います。
「crow」の集団のことは「マーダー(murder)」と呼びます。集団になると殺人者になるのがちょっとかわいそうですが、イメージには合ってますね。
「raven」の集団のことは「アンカインデス(unkindness)」と呼びます。なぜか野生のカラスは集団になると、不親切という意味で呼ばれるようです。
出典:https://www.thefreedictionary.com/A-clowder-of-cats-30-fancy-names-for-animal-groups.htm