犬の認知症を防ぐには散歩をたくさんさせるといいらしい【研究】

眠る老犬

犬は人間と同じように高齢になってくると認知症になる事があります。犬が認知症になると夜鳴きや、同じ場所をぐるぐる回るなどの徘徊、ご飯を何度も欲しがるなどの症状が。飼い主としては愛犬が認知症にならないようにしたいもの。なんと最近の研究で犬の認知症予防にはお散歩をさせるのが良いそう。

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犬の認知症と運動量についての研究

4匹の犬たち

アメリカの研究では、Dog Aging Projectの一環として15,000 頭以上の犬からある研究結果が報告されました。

それは、10歳以上の犬の場合、寿命が1年延びるごとに認知症の発症リスクが50%以上増加し、あまり活動的でない犬は、非常に活動的な犬よりも認知症になる可能性が約 6.5 倍高かったという事。

犬が認知症になると運動したがらないという事もあるため、一概にとは言い切れませんが犬の運動量と認知症になるリスクとはなんらかの関連性がある事が示唆されます。

人間の認知症についても、運動量が多い人ほど認知症になりにくいという研究結果もあるため、犬の場合も同じような効果がある可能性は捨てきれないとのこと。

出典:https://phys.org/news/2022-08-dogs-dementia-lot.html

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犬の認知症を治す薬はない

眠る老犬犬の認知症は獣医でも診断は難しい事があって、認知症になった犬を治す薬はありません。犬が下記のような行動をとっている場合認知症になっている可能性があります。

  • ご飯をあげたのにご飯を何度も欲しがる
  • 昼夜逆転の生活が続く
  • 単調な声で鳴き続ける
  • 同じ場所を円を描くようにぐるぐる回りながら歩く
  • 名前を呼んでも反応がない

こんな症状が愛犬にある場合は早めに獣医へ。認知症を治す薬はありませんが、生活の質を改善する薬はあるので相談してみましょう。

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運動は万病の予防薬!

走る犬

今回の研究で、犬の運動量と認知症にはなんらかの関わりがあるということがわかりました。

運動は心身のリラックス効果があったり、生活習慣病などの万病の予防効果があることは、人間だけでなく犬でも同じなのかもしれません。

まだ愛犬が若くても、愛犬と飼い主が一緒に運動するということは認知症の予防だけでなく、愛犬との絆を深める効果も期待できます。ぜひ自分と愛犬のためにも一緒にランニングをするなど運動を楽しみましょう!

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