猫って自己中で、飼い主の機嫌なんか気にしてないようなイメージありませんか?実はそんなことはなくて、猫は飼い主の表情を見て、機嫌がいいのか悪いのかが分かるし、それによって自分自身の行動を変えているということが実験で明らかになりました。猫さまにお気を使わせてしまっていたようで大変恐縮な事実なのですが、一体どのような実験だったのでしょうか。
猫は飼い主の楽しそうな表情を見るとリラックスする
実験の内容は、「怒った顔/楽しそうな顔」を飼い主と猫が知らない人にしてもらい、音声による変化がないよう、声は出さない状態で猫の行動を観察しました。
すると猫は、飼い主が楽しそうな顔をしたときに近づき、寝転んだりお腹を向けたりとリラックスした行動をしたそうです。
また、猫が知らない人に関しては、怒った顔をしても楽しそうな顔をしても変化はなかったといいます。
このことから猫は、飼い主の表情を見て行動しているということが明らかになりました。
恐らく飼い主が楽しそうな表情をしている時は、自分にとっていいことがあるということを理解しているのではないかとされています。
猫は人間の表情から感情がわかる
また、別の実験では一般家庭で飼われている猫に対して「猫は音と顔の表情を一致させることができるか」という実験を行いました。
結論から言うと、猫は「人間の怒った声と表情・人間の楽しそうな声と表情」「猫の怒った声と表情」を理解していることがわかりました。
そしてこの研究から、猫は人間の「怒っている・喜んでいる」感情が理解できていると言うことが明らかになりました。
実験の内容
実験は、一般家庭で飼われている猫に対して自宅で行われました。次の音声と写真を猫に見せて、どんな反応をするのか?という実験です。
- 怒っている猫の写真と音声
- リラックスしている猫の写真と音声
- 怒った人の写真と音声
- 喜んでいる人の写真と音声
怒っている猫の写真とリラックスしている猫の写真を同時に写し、「シャー」と怒った猫の声と「ゴロゴロ」と喉を鳴らす声を聞かせます。
すると猫は「シャー」を聞いた時、怒っている猫の写真を見ました。
次も同様に人間の写真と音声で試したところ、「怒った人の写真と音声」「喜んでいる人の写真と音声」共に音声に合った表情の写真を見つめたそうです。
猫に接するときは笑顔で
猫は飼い主の感情をきちんと理解していて、猫自身の行動にも変化がありました。また、猫が知らない人であっても感情は理解できるが、関心はないということもわかりました。
飼い主が楽しそうにすれば猫はリラックスしてくれるし、怒ったときは飼い主が怒っていることを理解しています。
私たちは猫の感情を読むのが苦手とされているのですが、猫は上手に人間の感情を理解しているのですね。