猫が寝ている時にしっぽをパタパタさせている事はありませんか？ 猫は気持ちをしっぽで表すのですが、シチュエーションや、しっぽパタパタの大きさ、速度などでその意味は変わってくるのです。しっぽのパタパタ１つの行動でもいろんな意味があるなんて、解読できるか飼い主は不安になるでしょう。今回は猫がしっぽをパタパタさせている心理を5つご紹介していきます。
猫が寝てる時の「しっぽパタパタ」その心理とは？
猫が寝ている時や寝そべっているときにしっぽをパタパタさせている時がありますが、これってどんな心理なのでしょうか？
1.リラックスしてる
猫が寝そべりながら、しっぽを左右にゆっくりパタパタさせている時は、猫がリラックスしている時の仕草です。半目を開けていたり目を瞑っていたりいたりと表情からもリラックスしているのが分かるので、猫がしっぽをゆっくりパタパタさせている時は、優しく撫でてあげたり、そっとしておいてあげると◎。
2.お返事
猫が寝そべっている時に猫の名前を呼ぶと、しっぽの先だけ1～2回パタパタと動かすことがあります。これは猫が返事をしている証。飼い猫は自分の名前を認識していて、名前を呼ばれたという事も認識しています。
猫を呼んだのにしっぽをパタパタさせるだけで動かない時は、「呼ばれたけど、おやつはもらえそうにないな～」「動くのがめんどくさいな～」と思っているのかも。
3.飼い主をあやそうとしている
猫が頭を起こした状態で寝そべっている時に、しっぽをランダムにパタパタさせているのは、飼い主を遊ばせようとしてあやしているのかも。これは母猫が子猫と一緒にいる時によくする仕草で、子猫を遊ばせたい時にしっぽをパタパタさせて狩りごっこをさせているんです。
4.イライラしてる
猫がしっぽをパタパタさせて床にたたきつけたり、大きく左右にパタパタしている時は、何かストレスを感じている時。遊んでたオモチャがどこかに行ってしまったり、自分で取れなくなったりと困惑していたりして、イライラしているのかも。
5.何をしようかな～と考えてる
猫がしっぽの先だけをパタパタさせているのは、「何をしようかな～」と考えていたり、何かに集中している時にする仕草です。これは猫が狩りを始める時にもする行動で、「やるぞ！」と意気込む時にも、しっぽの先だけをパタパタさせます。
猫は感情豊か！しっぽの動きで気持ちを理解しよう
猫がしっぽをパタパタさせている仕草についてご紹介しました。猫はポーカーフェイスだと言われるほど、犬と比べると感情が分かりにくいとよく言われますが、しっぽで気持ちを表現したり実はとても感情豊かなんです。
猫は気持ちを表情で表しているという研究もあるように、猫は全身で飼い主に気持ちを伝えています。飼い主さんはそんな猫の気持ちを理解して、もっと愛猫と仲良くなれるように努めさせていただきたいですね。
